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YouTube動画への流入経路の特徴〜あなたの動画はどうやって観られているのか?〜

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YouTube動画への流入経路の特徴に驚くべき結果

YouTubeにアップした動画はどうすれば多くの人に観てもらえるのだろう。「自分のチャンネルのYouTube動画の視聴回数を増大させたい」という悩みを抱えているYouTuberの方は多いのではないでしょうか。誰とて汗水垂らして作成した動画を一人でも多くの人に観てもらいたいですね。ついつい視聴回数の増減に一喜一憂してしまうのが人情というものです。しかしながら、私がこれまで数度論じた通り、YouTubeに評価されるには視聴回数の増加だけが重要なわけではありません。実は、評価される動画にとって大切なことは、視聴者維持率=視聴時間なのです。

とはいえ、あなたのYouTube動画やチャンネルへの流入経路を把握し、視聴者数や視聴回数を増加させることによって、視聴者の維持率向上の契機となるという側面も看過できません。再生回数が上がることであなたのやる気も上がることにつながりますよね。そこでこの記事では、動画が視聴される機会となっている経路、つまりあなたのYouTube動画に視聴者がどのような流入経路を経てアクセスするのかというパターンを把握しましょう。これを知ることで、実はYouTube動画への流入経路の特徴に驚くべき結果があることがわかりますので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

 

YouTubeはどのようにして視聴されるのか?

あなたはYouTubeを利用する場合、どのように使っているでしょうか?あなたの視聴者はどこから集まっているのでしょうか?あなたの動画への流入経路を把握することは、動画の再生回数と再生時間の向上に大いに役立ちます。

 

Googleの検索結果から

まず「ググる」という言葉に注目してみましょう。この言葉が誕生したことが示すように、WEBで調べ物をする際に多くの人はGoogleの検索窓に興味関心のあるワードを入力して検索します。Googleはまさに現代の知の巨人です。必要な情報を必要な時に呼び出すことができます。Googleに存在しない情報はこの世に存在しないのと同意なのです。

GoogleはYouTubeの動画を上位表示してくれます。これはGoogleが動画に優先順位をつけているからです。GoogleはYouTubeを自らの傘下に置いており、近未来の情報源の90%が動画に置き換わるという認識を持っています。事実、YouTubeの動画は検索結果においてビデオのサムネイルとともに大きく表示されます。それゆえ、あなたがアップロードしたYouTube動画もまた、「ググる」対象の結果から視聴者に閲覧される可能性が高くなるのです。

ただし、注意点があります。GoogleもYouTube動画を推してくれているものの、Googleを経てYouTubeに流入する割合はわずか2%に過ぎないという指摘があります。この指摘は誰もが予想外のことと思います。ということは、あなたのYouTube動画を観てもらう工夫としては、Googleの検索のみに期待するというのは間違っているということになります。

 

YouTubeの検索結果から

Googleが検索サイトの王様だとすれば、動画の検索の王様はYouTubeなのです。YouTubeは動画閲覧サイトだけではなく、世界最大の動画の検索サイトの役割も担っています。調べたいことがあれば、YouTubeの検索窓からキーワードを探索することで、ムービーで解説してくれる適切な動画を探し出すことができます。

とはいえ、Googleの検索結果の場合と同様に、あなたの動画が検索される割合はわずか3%だと言われます。既述した通りGoogleの2%とYouTubeからの3%を合計してもわずか5%の割合しか占めていません。これは100個の動画のうち5つの動画がこの流入経路を持つというに過ぎず、そうであるならば一体どこからあなたの動画にたどり着いているのでしょうか。

 

SNSやブログ外部リンクから

近年のトレンドの「ググる」に加え、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)の隆盛があります。SNS時代の到来は個人の影響力をもたらすと共に、ググる傾向にプラスαの選択肢をもたらしてくれています。若者のトレンドとして、Instagram、Facebookなど様々のSNSから検索する傾向も看取できます。SNSが登場した結果、個人の情報発信が容易くなるとともに、個人がトレンドを作り出すこともできるようになりました。いわゆるPPAP現象はこの証左です。もしかすると明日、あなたの情報発信が世界大の影響力を有することになるかもしれません。

実は爆発的に拡散されたバズった動画は、SNSで拡散されたものがほとんどを占めます。YouTube内で広まっていくのではなく、外部のSNSアプリやブログ外部リンクから紹介されるという形をとるのです。先ほど例に挙げたPPAPも元々は有名俳優のTwitterに紹介されることにからバズりが生じて世界大に拡散認知されていったのです。このようにYouTube動画への視聴者の流入は他のアプリに支えたらているのです。

 

YouTube内の関連動画やオススメ動画から

SNSやブログの外部リンクの力を借りなければ、YouTubeの視聴力は弱いということなのでしょうか。そうではありません。YouTube内には動画を拡散し流入経路となる仕掛けが施されており、それら大きな視聴者にアピールするのに力を発揮しているのです。その仕掛けとは、「関連動画」の表示機能や「オススメ動画」の表示機能のことです。

PCでYouTubeをご覧いただいた場合、TOPページで表示さるのか「オススメ動画」、右端に縦一列で表示されているのが「関連動画」の表示です。なんと、この2つの機能が極めて有効に働き、あなたの動画が視聴される機会を増やしているのです。YouTube動画の全体の90%が関連動画やオススメ動画の機能を経て視聴者の目に留まっているのだということが明らかになっています。

 

 

 

まとめ〜YouTube内の機能が最強〜

上述のように、あなたの動画が観られるきっかけとなることが、大きくは4つにまとめられることが分かりました。ここでもう一度端的に表示しておきます。

  1. Googleの検索結果から

  2. YouTubeの検索結果から

  3. SNSやブログ外部リンクから

  4. YouTube内の関連動画やオススメ動画から

これらのいずれからの視聴者の流入がありますが、驚くべきは検索結果からの流入経路の割合は極めて低く、代わりにYouTubeサイト内での関連動画やオススメ動画から次から次へと紐づけられて視聴されていく割合が圧倒的に大きいことが分かりました。ゆえに、私たちは自身の動画の視聴回数や視聴時間を増加させるためには、YouTubeサイト内でいかに連鎖反応的に視聴されていくのかを優先すべきであることが重要であるといえます。

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