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【YouTubeアルゴリズムの評価指標】動画検索順位を決める8つのポイント

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良い動画がYouTubeアルゴリズムに推薦されると思っていませんか?

これは間違った認識です。YouTubeアルゴリズムが後押ししてくれるのは、単純に「良い動画」であるというからではなく、視聴者の立場から「これを視聴したいと思われる動画」なのです。ここでキーワードとなるのは、「動画のランクづけ」という言葉です。もうこの動画を見ずにはいられない。是非最後までご覧ください。

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こんにちは、YouTubeストラテジストの神木翔です。この動画を通じてあなたとお会いできたことに感謝いたします。

さて、冒頭にお伝えしました動画のランクづけ、これがYouTubeアルゴリズムの肝になる部分です。

YouTubeアルゴリズムの波に乗るためには、推奨されやすい動画を制作する必要があります。YouTube公式見解に「アルゴリズムが後からついてくる」という記載がありますが、闇雲にやったからといって後押しされるわけではないことは推測できますよね。

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そこでポイントとなるのは、「動画のランクづけ」ということなんです。皆様がアップロードされている動画は、ある指標に基づいて評点がつけられ、ランキングされていきます。高いスコアリングを獲得した動画がYouTubeから広く強く推奨されるというわけです。

では、YouTubeアルゴリズムはどのように動画をランクづけしているのでしょうか?これからそれを解き明かしていきましょう。

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さて、指標を理解する前に、これも絶対に知っておいて欲しいことがあります。それは、YouTubeアルゴリズムはどのような仕組みで成り立っているのかということです。YouTubeアルゴリズムはある一定の法則に基づいて推奨する動画を決定しています。

これについては、Google論文を解説した私の他の動画で詳しく解説していますので、是非そちらもご覧ください。ただし、YouTubeアルゴリズムを理解する上で、この動画でも非常に重要な背景知識となりますので、推奨動画が決定されるプロセスについて簡単に説明させてください。

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いわゆるGoogle論文によると、YouTubeが推奨動画を決定するプロセスは、次にような流れを踏むことを明らかにしています。

1)動画のパフォーマンスを分析し、全ての動画にスコアを割り当てて動画のランクづけを行う。

2)視聴者の視聴履歴および類似ユーザーが視聴した内容に基づき、ユーザーと動画を引き合わせる。

3)パーソナライゼーション、つまり、視聴者に適した動画を検討する

以上の1から3のプロセスを辿り、視聴者に対してYouTubeが推奨する動画を選出していくのです。

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この論文発表を根拠として、YouTubeアルゴリズムの働きは、「良い動画」ではなく、視聴者が「視聴したいと思う動画」を制作すること、そして高い評点を付与される動画をYouTubeがお勧めしていく、この二つの役割が中心であると理解されています。

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ここからさらに注目の内容をお伝えします。では、YouTubeアルゴリズムが動画のランク付に使用している指標は一体どのようなものなのでしょうか?実は、8つの指標が存在するのです。これから順番にご紹介していきますね。

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1)キーワードとタグ

YouTubeは世界でNo1の動画共有プラットフォームでありながら、Googleの傘下としての検索サイトという2つの顔を持ちます。YouTubeの動画にもキーワードやタグを設定することができます。

現在のアルゴリズムではキーワードとタグは動画の評価スコアに直接的に大きな影響を与えるものではありません。

しかしながら、検索サイトとして機能する上で動画を視聴するのを決定するのが人間一人一人ということを考えますと、キーワードやタグも動画が視聴されるきっかけとなる点で非常に重要だということが言えます。

動画に適したキーワードをしっかりと選定し、タイトル、サムネイル、説明欄、タグにおいて繰り返し活用するとよいでしょう。あなたの動画が検索から発見されて視聴されることで、この動画は重要で必要とされているという評価につながっていく可能性が高くなります。

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2)再生回数

パッと見た印象的に再生回数の大小は目につきやすい数字であり、その数字によりYouTube動画を評価してしまいがちなところは避けて通れない事実だと思います。これは私たち視聴者的には影響力が大きと言えますが。しかしながら、現在のアルゴリズムでは単に再生回数が多いからといって評価スコアが高くなるというわけではないのです。

実は、このあと説明するように、現在のアルゴリズムは他の指標を重視するようになっています。それゆえ、非常に多くの再生回数を有している動画よりも再生回数がそこそこのものでも品質が良いと判断してランキングを上位にさせることも珍しくありません。

あ、もちろん、ある程度の視聴者数は必要なことは否定するものではありませんよ。

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3)動画の長さ

YouTube上にはさまざまな動画がアップロードされています。長い時間の動画もあれば、短い時間の動画もあります。動画の長さはランキングの評価にどのような影響を与えているのでしょうか?

近年ではTikTokなどのSNSの影響により短編動画がトレンドのところもあります。YouTubeもこの傾向を受けYouTubeショーツのようなサービスも提供して短編動画に対応していこうという姿勢もあります。

ただし、短編動画はきっかけの一部として拡散されたり流入先となったりという機会が増えているものの、検索結果の上位を占めるところに位置づくものは少ないことがわかります。

これはそもそもYouTubeがGoogleの傘下であることから情報の専門性や権威性や内容の濃さを重視していることを反映しているものと考えられます。短い時間の動画でこうした点を踏まえることが難しく、評価としても低くせざるを得ないというのが実際のところだと判断できます。

動画の長さは内容に応じた適切な長さを保持するというのが評価ランキングにとって重要なことになります。

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4)クリック率(CTR)

クリック率とは視聴者に表示された回数に対してどれほどその動画がクリックされたかを示す数字になります。英語でClick Through Rateと表示し、CTRと省略されます。

YouTubeにおいては、アップロードした動画のサムネイルがどれだけクリックされて閲覧されたのかという点で、動画の第一印象を分析するのに役立ちます。

視聴者はどの動画を閲覧しようかと迷いながら動画を探しています。インパクトのあるサムネイルやタイトルであったり、わかりやすい説明文や親しみのある写真などが使われているとクリックされる可能性が高くなり、クリック率に大きな影響を与えます。

高いCTRを誇るチャンネルや動画には相応のランキングが与えられていくきっかけとなります。サムネイルの作り方がいかに重要なのかも、単純なクリック率ということとともにランキング評価という点においても理解されておいてください。

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5)動画成長率・登録率

ある動画がアップロードされました。この時からYouTubeが注目している指標があります。これが動画成長率という視聴タイミングの速さとチャンネル登録率です。

YouTube動画はアップロードされてから48時間が勝負と言われています。この間にどれだけの視聴者に視聴してもらい、ひいてはチャンネル登録に至ったのかどうかをYouTubeに判断されています。

アップロードしてからできるだけ早く多くの視聴者に閲覧してもら得ている動画であるかどうか、そしてその動画によってアクティブな視聴者がチャンネル登録に及んでいるかどうか、これらを総合的に判断してランキング評価の基準にしています。

この意味において、チャンネル登録を促すということは、ご自身のチャンネルの登録者の絶対数を増やすということに加えて、動画のランキング、さらにはチャンネルのランキングに繋がるという点においても重要なきっかけをもたらすということができます。

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6)高いエンゲージメント率(コメント/高評価/シェア)

エンゲージメントもランキングを高めるために重要です。実際、YouTubeの説明においてもエンゲージを最大化させる動画は推奨されています。エンゲージメントとは一旦何のことでしょうか?広い意味の場合と狭い意味の場合で該当範囲が異な李ますが、ここでは狭い意味で理解しておきましょう。

具体的にいいますと、コメント数、高評価、シェアが該当します。要するに、視聴者をコメントをするといったプラスの行動に駆り立てることができた反響が大きい動画であるという証左になります。

動画が一方的な情報発信であるというのではなく、双方向のコミュニケーションであるに至ったというのがランキングを上げるためのポイントであるということになります。

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7)総再生時間

最重要項目の説明です。YouTubeが現在、最も重要視している指標といってもいいでしょう。YouTubeの公式ページにも紹介がありますね。

この裏付けとなるのが2015年にGoogle社が取得しているアルゴリズムの特許があります。この特許の内容は、動画の総再生時間をランキングに反映させるアルゴリズムの特許というものです。まさに、それ!っていう感じですね。

この中の説明で、長時間視聴される動画は、検索結果のスコアをあげ、短い時間視聴される傾向のある動画はスコアを下げる場合があると述べられています。

ここに総再生時間を伸ばすべきだという根拠が示されています。総再生時間が長い動画を推奨する目的は、YouTubeの使用率を向上させること、また視聴者のエンゲージメントを向上させることでもあると述べられています。総再生時間はまさにそれを表す指標としてランク付に大きな役割を果たしています。

そしてこれと関係して動画の重要性を示す指標が次の指標も大切になります。

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8)平均視聴時間(AVD)

それでは最後の指標になります。ランキング評価を上げるために平均視聴時間もとても大切なものになります。平均時間は英語でAverage View DurationといいAVDと略されます。AVDは1本の動画を視聴者が平均してどのれだけの時間を視聴しているかどうかを表します。

同じ長さの10分の動画AとBがあったとします。動画Aの平均視聴時間は8分、動画Bの平均視聴時間は3分だったとします。

この場合、動画Aは相当多くの方が動画の終わり近くまで動画を見続けてくれています。質が高く内容が充実していたという評価が下され、ランキングも高く付与されることになります。他方、動画Bの場合は半分にも至らない時間で視聴者が離脱しており、動画としての評価は低くなされてしまいます。

動画の評価を高め、ランキングをあげていくためには、動画の中身の工夫やタイトル・サムネイルを再考する必要があります。また、そもそもその動画の内容自体に視聴者の興味関心があるのかどうかも考え直さないといけないかもしれません。

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YouTube動画のランキングを高めるために必要とされる8つの指標をお伝えしてきました。全てではないにせよ、指標のいくつかはご存知だった方もいらっしゃったと思います。

ただ気をつけていただきたいなと思うのは、誰かが言っていてからそうだと従うというのではなく、どこに指摘の根拠があるのかをしっかりと押さえていくことが重要だという点です。

上述のようにGoogleが特許として公開していること、YouTubeが公式に発表していることというのがあります。このような根拠を押さえる、かっこよくいいますと一次情報を押さえるというのがとても大切です。私のチャンネルではこのような知的姿勢で動画を公開させていただいております。

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さて、いかがだったでしょうか?ここまでこの記事をご覧くださりありがとうございました。

今後もぜひ他の記事や動画をご覧ください。それでは、またお会いしましょう。さようなら。

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皆さん、こんにちは。神木翔です。現在私は、170万人を超えるYouTubeチャンネルを運営する実績を持ちまして、YouTubeストラテジストとして皆様に役立つと思う情報発信を行なっております。

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YouTubeアルゴリズムはこの7割だけを理解すれば完璧!|Google論文が解き明かすYouTubeアルゴリズム7つの要点

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 主宰:神木 翔(かみき・しょう)

運用YouTubeチャンネルを1,700,000人超えの登録者まで育成。

現在はパパYouTuber&コンサルタントとして活動中。

東証一部上場企業ではダイレクトレスポンスマーケティングの受諾運用を10年経験。

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