こんにちは。神木翔です♪( ´θ`)ノ
江戸時代の商人が家が火事になった時に一目散に持って逃げたものをご存知でしょうか?
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①お金
②骨董品
③仏壇
正解は、なんと、①②③のいずれでもありません。
以下では、この謎を紐解いていきたいと思います。
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ネットビジネスの世界で成功するには、リストマーケティングが欠かせません。かの与沢翼氏もリストマーケティングで成功した一人です。現在のトレンドとして看過できないプロダクトローンチもまた、リストマーケティングがその基盤にあります。リストマーケティングはネットビジネスの王道の手法と言えます。リストが関係しないネットビジネスはありえないということです。(プロダクトローンチについては別途の機会にご紹介いたしますね)
しかしこれは現代的な現象ではないのです。「ん?何それ???」という方は、絶対に聞いてください。なぜならば、「リストマーケティングには歴史がある」からです。しかもその歴史はゆうに300年を超えています。
「え〜?300年の歴史があんの?」って驚かれました???
もともと「リスト」と表現される「顧客名簿」は、江戸時代の商人も活用していたのです。江戸時代のことですからリストとは言われておらず「顧客台帳」と呼ばれるものでした。もちろん紙に直接的に墨文字で書かれたものでした。
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実は、火災があった際に一目散に持って逃げたものこそ、この顧客台帳だったのです。当時は今よりも木材家屋でしたから火の回りは早かったのです。人々は着の身着のまま、「顧客台帳」を井戸の中に放り込んで逃げ出したと言われています。
「んなバカな!紙が水に濡れてしますと溶けてしまうじゃないか???」
そうですね。普通はそう思います。
だけど江戸時代の「顧客台帳」があまりにも秀悦なので、そんなこの問答無用なのです!紙の表面はコンニャク糊でコーティングされており、水に溶けない紙になっていました。火災になり家がなくなったとしても、顧客台帳さえ残っていれば商売を一からやり直すことができる。この件からも、江戸時代の時からずっと顧客台帳がいかに貴重なものだったのかということが理解できます。
こうして顧客台帳=リストの重要性は、現代に継承されていきます。リストは電子化され、内容の分析が進んでいきます。「優良顧客」「休眠顧客」などカテゴライズが容易となり、リストマーケティングは日々進化を遂げています。300年超の歴史のあるリストマーケティングは、「日常化された手法」として毎日の販促に利用され、私たちの目の前に広告として現れてきます。私たちは意図せずともリストマーケティングと一緒に暮らしているものになりました。
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これは我々消費者だけに必須のものということでありません。むしろ、ネットビジネスを行っている人にとって大きな影響力があるのです。ネットビジネスで成功した人が、必ず口ずさむことがあります。リストマーケティングの本当のダイナミズムとして、心に刻んでおく内容だと思います。
「もしブログやファイスブックなどの告知媒体がもしなくなったとしても、
俺はもう一度立ち直ることができる」
「なぜなら、これまで蓄積したリストがあるからだ」
300年経過しても変わることのない不変の真理。江戸時代から引き継がれるこの信念は、成功法則の基盤をなすもののひとつということができますね。
「サイトを消去されてもリストが残っているから大丈夫」
リスト=生命線という構図は永遠に変わりそうにありません。